女性が起業アイデアを見つけるために大切なこと
自分らしい働き方を求めて、フリーランスや個人事業主など起業というキャリアスタイルを選ぶ女性が増えています。自分らしく働くと考えた時、重要視するものは、なんでしょうか。好きなことを仕事にする。時間や場所に捕らわれず、自由に働く。確かにそれも、自分らしい働き方なのかもしれません。しかし、本当の意味で自分らしく働くとは、自分の持っているものを最大限に使って働くこと、ではないでしょうか。
自分らしく働くために、どんなアイデアで起業したらいいのかについて、紹介します。
起業アイデアを自分の思いだけで考えてはいけない
起業しようと考えた時に、女性が失敗しがちな起業アイデアの採用の仕方。それは、好きなことや、条件など、自分の想いを主軸に選んでしまうこと。なぜ、自分の想いを起点に起業アイデアを考えてはいけないのか。それは、自分の好きなことや、自分の働きたい条件に、お金を生み出すキャッシュポイントがあるとは限らないから。(このあたりのことについては、『女性が起業の種類を決めるのにやってはいけない3つのこと』で詳しく説明しています)
それでは、何を起点に起業アイデアを考えればいいと思いますか。それは、お客様です。当たり前のことですが、お客様がお金を払ってくれるから、仕事が成立します。そのため、お客様不在で考えを進めてしまうことは、起業でつまづく原因となり得ます。
起業アイデアの見つけ方
自分らしく働くためにどんなことで起業するか。そのアイデアを見つけるには、自分と自分にお金を払ってくれる人との接点を探すこと。その接点がキャッシュポイントとなります。
キャッシュポイントは、あるところに隠されています。それは、才能。
才能とは、生れた時から備わっている特定の物事をうまくやれる能力で、身体的なものと感覚的なものがあります。生まれつき足が速いとか手先が器用など、身体的な才能はイメージしやすいですよね。一方、感覚的な才能は、自分でも無意識に使っていることがほとんど。例えば、なんとなくできちゃうとか、なんとなく分かっちゃうなど、感覚的にできていることはありませんか? 特別な根拠はないけれど、翌日に雨が降るのが分かるとか、勉強したことはないけれど人よりも詩的な文章が書けるなども才能の一つです。女性は特に感覚的な才能を日常的に使いこなしている人が男性よりも多い印象です。
こうした生まれつき持っている「なんかうまくできちゃう」才能の中から、人に求められているもの。それが、キャッシュポイントとなります。才能をベースにアイデアを考えると、オリジナルな商品やサービスを作り挙げられるだけでなく、無理なく楽に仕事をすることが可能になります。
しかし、その才能も、買ってくれる人がいなければ、仕事として成立しません。そこで次に考えなければならないのが、人間関係。
不思議なもので、人にはそれぞれ、自分と他人の間の関係性に抗えない流れのようなものがあります。流れとは、いわば自分だけに設定された人間関係における自然の法則と言ってもいいかもしれません。この人間関係の自然の法則が分かると、どんな人が自分の商品を買ってくれるのかというようなことが分かって来るんです。
人間関係の法則で繋がる人たちがマーケットとなり、そこに才能を使った商品を提供する。これが、起業で成功するための基本的な考え方となります。
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