職場でイライラしやすい人が、怒りをコントロールするために知っておきたいこと

     

 

仕事で何でも聞いてくる後輩に、社長のご機嫌伺いばかりしている上司、ミスに対して言い訳ばかりの取引先の担当者、職場でイラっとすることが多すぎる!!

そんな風に、職場で怒りを感じることが多いだけでなく、イライラすることが多いせいで、些細なことに感情的に怒ってしまったり、突然、怒りを爆発させてしまうことがある人もいるかもしれません。

致し方ない理由だったとしても、職場で声を荒げて相手に怒りをぶつけた後は、必要以上にエネルギーを消耗しますし、後味だって悪いですよね。

「怒りを感じたら、深呼吸をするといい」と言われたりしますが、深呼吸する間もなく、感情的に怒りが噴出してしまうことだってあると思います。

職場で怒りを感じやすく、自分の怒りをなんとかしたいと思っているのであれば、まずは怒りの正体を知ること。怒りが発生する仕組みや、自分がなぜ怒りを爆発させてしまうのか、その原因を理解すると、怒りをコントロールできるようになっていきます。

今回は、怒りをコントロールしたい人のために、怒りに関して様々な角度から解説していきます。

怒りが職場の人間関係に与える影響

あなたが職場で怒りを感じているとき、イライラの対象になった人だけでなく、職場ではたらく周りの人たちにも少なからず影響を与えています。怒りは、あなたのエネルギーを消耗させるだけでなく、職場の人たちとの不自然なコミュニケーションを生んでいるんです。

なぜ、怒りの対象になった人だけでなく、周りの人たちにもあなたに対する自然なコミュニケーションの妨げになってしまうのでしょう。

あなたは怒っているとき、相手に対して攻撃態勢になりますよね。つまり怒りとは、臨戦状態であると言えます。

そのため、もしあなたが職場で怒ってばかりいるようなら、職場の人たちはあなたに対して、防衛的になるか、攻撃的になるかのどちらかになっていると思います。

防衛的な人は、あなたの怒りの対象にならないよう、できるだけ近づかないようにしたり、本音を言わないようになっていきます。

攻撃的な人は、あなたの怒りに対して、怒りで応えるようになります。攻撃的な人には、あなたの怒りが連鎖してしまうんですね。

もし、あなたが職場で怒ってばかりのようならば、あなたを中心に臨戦状態ができあがっていて、コミュニケーションがうまくいかず、仕事もうまく回らなくなっていくというスパイラルに陥ってしまいます。

だから、怒りをコントロールすることは、仕事をスムーズに進めるためにも大切なんですね。

怒りが発生する仕組みとは

怒りが発生する仕組みには、顕在意識と潜在意識が関連しています。

顕在意識とは、自分で認識している意識のことで、例えば、頭の中で「〇〇しよう」と考えていることは顕在意識によるものです。

潜在意識とは、自分では認識していない意識のことで、無意識と言われたりもします。これは、自分でも気づいていない本音の部分。

顕在意識と潜在意識は、2つとも自分の意識であるのに、まったく逆のことを思っている場合があります。

例えば、「仕事でキャリアアップしたいから、もっと頑張りたい」とあなたが思っている時、実は潜在意識では「とても疲れているので、もう働きたくない」と感じている場合があるんです。

しかし、潜在意識の本音は無自覚なため、あなた自身まさか「働きたくない」という本音があるとは気づいていません。

このように、顕在意識と潜在意識が一致していない場合、知らず知らずのうちに我慢をしていることになります。

この我慢が、怒りの発生と大きく関係しています。

しかし、なぜ顕在意識は、潜在意識にある本音を無視して、行動してしまおうとするのでしょうか。

怒りと我慢と怖れの関係

顕在意識が大事にしていることは、本音ではなく、怖れから自分の身を守ること。

例えば、仕事ができない上司のもとで働くのに嫌気がさしています。このとき「仕事を辞めたい」というのが本音です。

しかし、仕事を辞めて、次の仕事がすぐに見つかるとは限りません。今よりよい条件の仕事に就ける保証もありません。親からも仕事を辞めることに関して、いろいろ言われるかもしれません。

仕事を辞めた場合の心配事が次々と思い浮かび、そうした怖れから自分の身を守るために「なんとか上司とうまくやって今の仕事を続けたい」と考えます。

そうして、「仕事を辞めたい」という本音は闇に葬り去られ、あなたの顕在意識では「上司とうまくやりたい」ということが望みになります。

顕在意識では本音がそのまま採用されずに、思考でこねくり回して、別の望みを作り上げてしまうんですね。

本音は「上司が嫌い、仕事を辞めたい」であるはずなのに、「上司とうまくやりたい」という顕在意識での望みを実現するために行動すると、無自覚に我慢をし続けることになります。

このように顕在意識と潜在意識が分離してしまうと、無意識にイライラが発生し、些細なことで怒りを感じやすくなってしまうんです。

次ページは:怒りが表に出やすい人の特徴

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