解決が難しい職場のいじめ。退職は負けではない!

     

 

上司に些細なミスでも罵倒される、仕事を押し付けられる、仕事を回してもらえない。

職場の人間に、わざと聞こえるような大きな声で陰口を言われる、自分だけ挨拶をされない、大事な要件を伝えてもらえない。

毎日通う職場で、そんないじめにあっていたら、精神的に大きなストレスになっていると思います。

ストレスがひどく退職したい気持ちはあるのに「時間が解決してくれるかも」「いじめが理由で退職するなんて、根性無しと思われるかも」「せっかく入社した職場なのに、いじめで退職するなんて悔しい」など、退職を思いとどまっていませんか?

仕事で結果を出すことで、いじめられなくなることが予想されたり、または、保守的な人が集まる職場であれば、時間が経つと自然といじめがなくなることもあります。しかし、いじめの解決の目途が全くたたないようなケースであれば、退職して心機一転、新しい職場で仕事を始めるのが、一番の解決法です。

職場のいじめにストレスを感じながら、仕事を続けるリスクと退職する場合の手順について紹介します。

職場のいじめに耐え続けるリスクとは

職場のいじめに耐え続けるということは、その間、ストレスを抱え続けることになります。

特にいじめによるストレスは、体調不良や精神疾患に繋がるリスクがあるので、我慢は禁物です。

なぜ、いじめによるストレスが、体調不良や精神疾患に繋がりやすいか、理由は2つあります。

・体の緊張状態が継続する

いじめは、毎日繰り返される攻撃です。攻撃を受けると、人間の体は防御のために緊張状態になり、リラックスできない状態が続くということ。すると、眠れない、食べ物が喉を通らないなどの不調が起きたりします。

・アイデンティティが傷つく

多くの人はいじめられても反撃することができないため、攻撃されっぱなしのみじめさを同時に体験することに。人間にとって惨めさは、アイデンティティに関わる問題のため、深刻な精神状態に陥りやすいんです。

職場のいじめは、このような体の緊張状態とアイデンティティの損失が続き、精神疾患や肉体的な体調不良を引き起こしやすいことを理解してください。

体を壊してしまっては、仕事もままならなくなります。いつ解決するか分からないいじめに耐え続けることはリスクが伴うため、注意が必要です。

退職の決断は早めが肝心

人間は急性の強いストレスには気がつきやすいのですが、日々少しずつかかる慢性のストレスには気がつきにくいんです。そのため、いじめに対して「まだ、耐えられるレベル」「やり過ごせる」と我慢を続けていくと、自分で気が付かない間に追い詰められてしまうということも。

ストレスが過度になると徐々に判断力を失っていきます。正常な判断力がない状態では、退職を決断することも難しくなります。また退職の決断ができたとしても、円滑な退職の手順を踏むのが困難になってくる可能性があります。

そのため、ストレスが限界を迎える前に退職を決断し、行動に移していくことが肝心です。

いじめの場合はアイデンティティーを著しく傷つけられるためみじめさが募り、だんだんと「自分はダメだ」という思いにとらわれてしまいます。そんな自己否定を立て直せなくなっていくと、次の仕事への自信も失われていきかねません。

いじめが継続し、改善の目途が立たないようであれば、限界を迎える前に退職の決断をすることをおすすめします。

 

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転職先でいじめを受けないために

職場を退職しても、転職先でまたいじめに合ったらどうしようという不安があるかもしれませんね。新しい職場にまた同じようなタイプの人がいる場合は、その危険があるかもしれません。

なぜなら、職場でのいじめは、学校でおきるいじめとは違う要因でいじめが発生するからです。職場いじめの要因として考えられるものに、自分の社会性と職場の不一致があります。

再びいじめをうけないための予防策として、自分の適正にあった職場を選ぶという方法があります。

自分の社会性とかけ離れた職場を選ぶと、仕事ができない、職場の雰囲気に合っていないなど、存在が目立ち、いじめのターゲットになりやすいからです。

1.自分の適性にあった仕事を選ぶ

今の仕事は、自分の適性に合っていましたか?

例)人と喋るのが苦手なのに、接客業

  じっくり考えて決断し行動するタイプなのに、即断即決を迫られる仕事

  体を動かすのが好きなのに、一日座りっぱなしの事務職

このように適性に合っていない仕事をしていると、頑張っても成果が出ないということが起こり得ます。

仕事場では成果を出すことが常に要求されるため、自分が成果を出せない状況が続けば、周囲の信頼を失っていくことになります。これはコミュニケーションで乗り越えることができないうえ、仕事の本来の目的を捉えていないと判断されてしまいます。

今の仕事で「努力してもうまくいかない」と感じる要因があるようなら、もしかすると、そのことがいじめを誘発した可能性もあります。

しかし、適性を見極めることは誰にとっても難しいことで、経験を積まないとわからないこともあるでしょう。退職をする場合、これまでの仕事の中身を細かく書き出し、できていたことと、できなかったことを仕分けして、次の職場では結果を出せる仕事を能動的に請け負ってみるのがおすすめです。

2.本来の自分に合っている立ち位置にいられる職場を選ぶ

人は、生まれながらにして、おさまりのいい人間関係の立ち位置があります。例えば、職場でリーダー的存在の人は、子供の時から学級委員や部長を任されるなど、繰り返しリーダーという立ち位置に立っているということが往々にあります。その他にも、リーダーを支える側近的な立ち位置に自然と収まる人や、目立たない存在だけれどグループの仲間から信頼を得ているなど、人には様々な立ち位置があるんです。

職場で、本来の自分とかけ離れた立ち位置に置かれてしまうと、職場の人たちにとってしっくりこない存在となり、そのことが理由でいじめに発展する場合もあります。

例 )人の上で指揮を執る立ち位置が本来の立ち位置の人の場合。自分で考えて、色々なことを思いついて実行してしまい、実行できないと元気がなくなり、目的意識を失ってしまう。そして、仕事のモチベーションが下がる。けれど、上司としては、言ってることを単純にこなしてほしい。よって、上司に嫌われてしまう。

このようなタイプの人は、部下や後輩とは問題が起きませんが、上司や先輩からは、嫌がらせされるということも。

本来の立ち位置に不具合がおき、人間関係がギクシャクしていじめに発展している場合は、お互いの相性などは関係がありません。

仕事の適正や立ち位置の不一致は、いずれも自分のことをよく理解できていないと出てくる問題です。まずは、自分の社会性を少しずつ知っていくことで再発を防ぐことができると思います。

次のページは:職場いじめで退職する場合のステップ

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