
「ママ友トラブル怖い……」と、ママ友とあまり親しくならないようにしたり、ママとのとの人間関係に緊張している人は、案外多いのではないでしょうか。
今日は、幼稚園時代のママ友から嫉妬された、ママ友トラブルのエピソードを紹介します。
(40代 イラストレーター)
子供の幼稚園で仲良しのママ友グループがありました。
ママ友グループでは、ハロウィンパーティーやクリスマスパーティー、バーベキューなど、度々、子連れで集まれるイベントを開催していました。
イベントを企画する人は決まっていて、私とAさんが主にイベントの企画者でした。
私はイベントが好きなので、面白いことを思いつくとみんなに提案して、いくつもイベントを企画していました。
私が企画するイベントはママ友たちに好評だったんですが、そのうちAさんが「あなたのイベントはいつもお金がかかるから、ってみんなが言ってるよ」と、急に批判的な態度を取るようになったんです。
正直、そんなことを言われて驚きました。みんな、私が企画するイベントに楽しく参加していると思っていたので。
文句を言われながらも企画するものでもないし、何より、子供を通した長いお付き合いになるので、ママ友グループの中の誰かとトラブルになるのも面倒だと思い、そのグループでは一切イベントを企画するのをやめました。
今考えるとAさんは、私のイベントが彼女のイベントに比べて周りのママ友に好評だったので、嫉妬してたのかなーと思ったりします。
※個人が特定されないために、人物設定やシチュエーションに若干のフィクションを加えています。
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「みんなが言ってるよ」と言いながら責めてくるのは、女同士ではあるあるではないでしょうか。
「私はそう思ってる」ではなく「みんながそう思ってる」と、相手を責めてくる人には次のような心理が隠されています。
・「私だけでなくみんなもそう思っている」と多勢を作ることで、相手が言い返しずらい状況を作っている
・「私は言いたくはないけどみんなが言ってるから」と責任を逃れている
・「みんな」という、はっきり誰か分からない見えない敵を作ることで恐怖心を煽る
つまりは、自分の思い通りに事を運びたいっていうことですね。
今回のケースでは、明らかに敵対心が見えますが、あなたのことを思って「みんなが〇〇って言ってるよ」とネガティブなことを伝えてくる人もいますよね。
実は、こういう人も要注意です。
本当にあなたを心配して伝えてくれる人もいるでしょうが、中には
・あなたから悪口を引き出したい
・あなたにダメージを与えたい
・人間関係の情報を集めたい
という意図で味方のふりをして告げ口してくる人もいるからです。
さて、話を今回のママ友トラブルのケースに戻しますが、実はAさんは、口には出さなかったけれど、ずっと前からあなたに対して何か我慢していたのかもしれませんね。
だとしたら、Aさんはあなたと信頼関係を築くつもりがないことは明白ですね。
今は「距離を置いている」ということですが、今後、似たようなトラブルに見舞われないために、Aさんの行動を観察して、Aさんの人物像を把握しておくのがおすすめです。
例えば、どういう話を好んでしているかとか、どんな人たちと群れているか、また、周りの人たちに対してどんな振る舞いをしているかなどです。
Aさんの行動パターンが分かると、今後、Aさんと似たようなタイプの人が現われたときに、あなたに対して嫉妬を抱きやすい可能性があると察知することができるからです。
