
「女の職場は働きにくい」、「ママ友トラブルが怖い」など、女性が集まる場での人間関係に警戒している人は、多いのではないでしょうか。
一度でも女同士の人間関係でこじれた経験があると、女性のグループで気を使い過ぎて疲れてしまったり、仲良くなるのが怖いと感じてしまいますよね。
誰と仲良くなるか。
誰になら本音を話せるのか。
親しくなる人を慎重に選んで、距離を縮めるようにしている人もいると思います。
けれど、慎重に選んだはずなのに、仲良くなったあとに「陰口を言われた」、「仲間外れにされてしまった」、「グループのなかで仲間割れが起きてしまった」などの経験がある人もいるはずです。
仲良くなった人が、たまたま厄介な人だったのでしょうか?
たまたま出会い運が悪かったのでしょうか?
もしあなたが、これまでの人生において何度も女同士の揉め事を経験しているのであれば、それは偶然ではない可能性が高いです。
あなたと、そして関係がこじれた相手の両者に、関係性がこじれやすい心理的・精神的な原因があると考えられます。
あなたのどんなところが、女同士の人間関係で面倒くさいことを引き起こしているのでしょう。
女同士の人間関係でこじれやすい人の特徴や原因、対処法を紹介しますので、良好な人間関係を築くためのヒントにしてくださいね。
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女同士の人間関係でこじれやすい2つのタイプ
女同士の人間関係で失敗しやすい人には、大きくわけて2つのタイプがあります。
トラブルメーカー側になりやすいのが、かまってちゃんや周りを振り回してばかりの女性たち、子宮ちゃんです。
被害者側になりやすいのが、人に頼るのが苦手で何でも一人で頑張ってしまうタイプの女性たち、オス化女子です。
このタイプ分けは、女性性のあり方を基準に行っています。
自分の中にある女性性を否定した状態にある女性
子宮ちゃん
自分の中にある女性性を、この世を渡り歩くためのツールとして使っている女性
本来、女性性は成長とともに健全に育まれると、良好なパートナーシップを築くために発揮されたり、女同士の人間関係においても共感や温かさとして表に現れます。
けれど、オス化女子と子宮ちゃんは、幼いころの母親との関係性がきっかけになって、女性性が歪んだ状態になってしまっているんです。
その歪んだ状態の女性性が原因となり、女同士のコミュニケーション不全が起き、「人間関係がなんだかうまくいかない」ということが起きているんですね。
女同士の人間関係は、トラブルメーカーだけに原因があるわけではない
「仲良しだと思っていたのに、陰で悪口を言っていた」
「信頼して話したことを、周りに大げさに言いふらされた」
誰かと人間関係がこじれた時、問題となる行動をした相手に否があるように感じてしまいますよね。
けれど、女同士の人間関係のこじれは、トラブルメーカー側だけに原因があるわけではないんです。
もちろん、トラブルメーカー側にも問題はあります。それと同時に嫌な思いをさせられた側にも原因があるんです。
相手に原因があって嫌な思いをしたのに「私が悪いと言うの?!」と憤りを感じてしまうかもしれませんね。
あなたが悪いわけではありません。ただ、あなたにも原因があるということなんです。

なぜ、彼女たちは人間関係に失敗しやすいのか
オス化女子、子宮ちゃんともに人間関係に失敗しやすい、心理的な理由があります。
1.特別扱いされたい気持ちが強い
2.縄張り意識や独占欲が強い
3.劣等感が強い
こうした心理から、陰口や噂話を立てて問題を起こしたり、周りを振り回して嫌われてしまったりするんですね。
1.相手のために頑張るのが当たり前
2.困っている人を放っておけない
3.自分が我慢していることに気が付けない
オス化女子は、真面目で頑張り屋でいい人が多いです。
しかし、その真面目さがあだとなり、トラブルメーカーのことも信頼してしまい、人間関係トラブルの被害者になってしまうんですね。
子宮ちゃん、オス化女子ともに、こうした心理の奥に、自分でも気が付いていない深層心理があります。
オス化女子は、実は「自分が役に立てる相手」を必要としていて、子宮ちゃんは「自分の役に立ってくれる相手」を必要としているんです。
どちらも、本人たちは全く無自覚のはずです。
オス化女子は「自分が役に立てる相手」を必要としているために、トラブルメーカーの女性のことがなんだか気になってしまい、距離をおくどころか親しくなりがちなんですね。
だから、仲良くしていたのに問題が起きてしまい、人間関係で嫌な思いをすることが多いと言えます。
子宮ちゃんもオス化女子も、人間関係のトラブルの原因となっている心理的、精神的なことは自分では気が付くことができないことも多いため、人間関係失敗ループからなかなか抜け出すことができないんです。
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