共感力が高くてつらい、エンパス体質を改善した方法

     

 

言葉にしていない相手の感情や考えを察する力は、誰にでも備わっているもの。しかし、察する力が人一倍高く、気持ちや考えだけでなく、相手の体調までも感じ取ってしまうような共感力が高い人は、エンパス体質かもしれません。

エンパス体質の人は、その共感力の高さゆえに、相手に気を使いすぎてしまったり、知らず知らずのうちに他人に自分を占領されてしまいがち。そのため、疲れやすい、眠れない、ストレスが多いなどのつらい症状に悩まされている人が多いんです。

しかし、エンパス体質は改善することができます。

今回は、実際にエンパス体質を改善した方法を紹介します。

エンパス体質のつらい症状の原因

エンパス体質をどのようにして改善したかを紹介するまえに、エンパス体質のつらい症状の原因について触れていきます。

エンパス体質の人は、他人の感情を察知する力がとても高いのが特徴ですが、共感力が高すぎて、自分の感情よりも先に、相手の感情を拾ってしまうということが起きます。

自分のことよりも相手のことを感知してしまうと何が起きるかと言うと、まるで他人の感情や考えが自分のもののように勘違いしてしまうということが起きます。

すると、何をするにしても、自分の感情や考えで判断するのではなく、無自覚に他人の感情や考えで判断するようになってしまいます。

これが、エンパス体質の人によくみられる「自分不在」の状態です。

自分不在の状態だと、常に他人を基準にして行動するようになります。そして、本当は存在している自分の感情や考えなどが闇に葬りさられてしまいます。実際は存在している感情をないものとして無視している状態は、無意識に我慢しているのと同じこと。

我慢が続けば、知らないうちにストレスがどんどん溜まり、同時に、自分が空っぽのようになってしまうんです。

これが、エンパス体質のつらい症状の原因となっています。

エンパス体質を改善するために知っておきたいこと

エンパス体質の人は、相手の気持ちが分かりすぎてしまうため、自分を犠牲にして相手のために行動してしまいがちです。

一人の女性が、今夜のメニューを何にしようと考えているシーンをイメージしてみてください。

「今夜、夫はハンバーグが食べたいんだろうな。ずっとお魚だったし。よし、喜ぶ顔がみたいからハンバーグを作ろう!」

一見、この判断は当たり前のように感じるかもしれません。しかし、もしここで「自分は何を食べたいかが分からない」なら、エンパス体質の可能性が高いです。

自分以外の他人、特に大切な人(子供、家族、恋人、親友など)の意思を最優先にすることが当たり前になっていて、自分の気持ちが分からない場合は、幼いころから他人の感情を行動の判断基準にしているということ。

本来であれば、自分の気持ちも、大切な人や他人の気持ちも分かったうえで、「どうするのか」判断できるのが、健全な状態です。

しかしエンパス体質の人は、自分の気持ちを知らず知らずのうちに犠牲にして、相手の気持ちを優先してしまいます。無自覚であったとしても、犠牲が習慣化すると、心のどこかで「なんでいつも私が我慢しないといけないの?」と被害者意識が育ってしまうんです。

あなたのことを大事に思う人は、誰もあなたの犠牲を喜ばない、ということを知っておいてください。

エンパス体質を改善した方法

他人の感情が分かりすぎてしまうために

・相手に合わせ過ぎてしまう
・自分不在になる
・自分がどうしたいか分からない
・自分を犠牲にして相手を優先してしまう

こうしたエンパス体質を改善するためには、2つのステップがあります。

1.自分の気持ちも他人の気持ちも分かったうえで判断する

2.人の気持ちが分かったら、コミュニケーションで確認する

自分の気持ちも他人の気持ちも分かったうえで判断する

エンパス体質の人は、自分の気持ちが分からない状態で、他人の気持ちで自分の意思を決定してしまいます。そこで、自分の気持ちも他人の気持ちも分かったうえで、どちらの気持ちも無視せずに物事を判断するということが、エンパス体質の改善にはとても大切。

しかし、自分の気持ちも他人の気持ちも無視せずに「どうするか」を決めるには、知恵が必要です。

もう一度、夕飯のメニューを考える状況を例として説明していきます。

「今夜のメニュー、お魚続きだったから、夫はお肉が食べたいかな?」と思ったら、次に「でも、私はお肉の気分じゃないんだよなー。オムライスが食べたいなー」と、自分の気持ちも、相手の気持ちも判断する際に同じ土俵の上に乗せます。

そして、「彼の喜ぶ顔がみたいから今日はハンバーグにして、オムライスは明日にしよう」

こんな風に、自分と他人の気持ち、両方を生かす判断をしていきます。

エンパス体質の人は、長年、自分の気持ちを置き去りにしてきているため、自分と他人の両方の気持ちを生かす方法を考えるには慣れが必要です。

そのため、以下のことを時間をかけて練習していきます。

・どんな小さなことでもいいので、自分の気持ちに気が付く。そしてそれを無視しないこと。

・感じ取った相手の気持ちは、判断材料の一つにする。

・自分の気持ちと相手の気持ち、どちらも無視せずに生かす。

・相手の気持ちを優先するとしても、自分の気持ちをちゃんと確認する。

次のページは:エンパス体質を改善した方法 ・ステップその2

 

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