ワーキングマザー

【連載日記 vol.30】持っていたもの


【連載日記 vol.30】持っていたもの

 

※前回までの日記はover30女性の働き方革命バックナンバー

 

目が覚めると、息子の寝顔が飛び込んでくる。

無垢で、柔らかくて、暖かくて

ママが居ればそれで良くて

パパが居ればそれで良くて。

 

笑顔の中で愛される毎日だったら

この子にとってはそれで良いのだ。

 

 

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【連載日記 vol.27】やらされて意味が分からなかったこと


【連載日記 vol.27】やらされて意味が分からなかったこと

 

※前回までの日記はover30女性の働き方革命バックナンバー

 

 

SNSで言葉を発信するようになってから

会ってみたい

と何度か言われるようになった。

戸惑っている。

単純に嬉しいし、ひとまずお礼を言うが

はい、はい

と思っている。

 

 

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【連載日記 vol.23】見えてきた息子の感情


【連載日記 vol.23】見えてきた息子の感情

※前回までの日記はover30女性の働き方革命バックナンバー

 

今から帰ったらまだ間に合うかも。

朝から夕方までノンストップで駆け抜けた名古屋レッスンを終え、急いで新幹線乗り場へ向かう。

産後初めての地方出張。初めての1人外泊。

自由を噛みしめる間も無く過ぎてしまったような。

2日間も早退して息子を見てもらって悪かったなと、またも浮上する罪悪感を即逮捕して。

ただ、息子を抱きしめたい。

 

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【連載日記 vol.22】母への反発心


 

【連載日記 vol.22】母への反発心

※前回までの日記はover30女性の働き方革命バックナンバー

 

 

あれは中学生の私。

部活終わりに母の迎えを待っている。

座り方が悪くスカートの中の下着が見えていて、そのことにカッとなった母は私を殴った。

母は私の女性性を抑圧しているようだった。

だけど幼い頃から人知れず開花していた私にとって、それは反発心を煽る以外の何物でもなかった。

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【連載日記 vol.21】母の孤独


 

【連載日記 vol.21】母の孤独

※前回までの日記はover30女性の働き方革命バックナンバー

 

 

小さな草花、素足で踏み潰しながら歩く。

植物の匂い、倒れた茎のひんやりとした感覚、サクッサクッと音が聞こえる。

 

砂でザラザラとした木の階段を一段ずつ、ギシっギシっと意識の深く深くに降りて行く。

 

薄暗い地下室。

天井の木の隙間から晴れた外の光が差し込んで、照らされたチリや埃がゆったりと浮遊している。

 

「お母さんはどんな様子ですか?」

 

 

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【連載日記 vol.20】猫さまの天才領域


【連載日記 vol.20】猫さまの天才領域

※前回までの日記はover30女性の働き方革命バックナンバー

 

猫さまの天才領域一日目。

 

潜在意識とか無意識レベルの世界とかスピとか一切興味が無かった私が、今日なぜかここに居る。

 

信じているとか信じていないとかそういう事はもうどうでも良くて。

 

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【連載日記 vol.19】私の価値を生きる


【連載日記 vol.19】私の価値を生きる

※前回までの日記はover30女性の働き方革命バックナンバー

 

「久しぶりやんね」

「…うん。」

毎晩かけていた母への電話だ。

1週間かけなかっただけで、数ヶ月も声を聞いていないような気持ちになった。

「どうしてた?」

「…うん。」

罪悪感がわさわさわさっと沸き上がってくる。

電話をかけなかった罪悪感と、もう母の価値観の中では生きていかないと、心に決めた罪悪感だ。

 

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