「会社勤め、仕事と育児の両立は無理だった・・・」ワーママの本音


会社勤め、仕事と育児の両立は無理だった・・・

over30女性働き方革命のスタッフの一人、ゆか。彼女は、次男出産後、二度目の育休ののち、復帰せずに退職を決意しました。もちろん、産休に入った時点では、復職するのは当然と考えていました。しかし、育休中に、彼女の気持ちに少しずつ変化が起きます。育休は、復職することを前提とした制度であるため、退職を決意することは、簡単なことではありませんでした。それでも、彼女が退職を決意した理由とは?

ゆかの産休から育休、復帰にまつわる葛藤、第二部をお届けします。

★第一部:長男出産時の物語『育休復帰、気が重い・・・』はこちらから。


会社勤めを続けることと、自分の気持ちとのズレ

それまで、仕事をすることは、自分を生きることだと思っていたために、仕事をしないことは生きていないも同然で、私にとっては、あり得ないことだった。それに加えて、会社からの定期的な収入や社会保障がなくなったら、生活の基盤がなくなり、生きていけなくなると思っていた。

けれど、次男の産休育休中に、そんな私の心に変化があった。

産休に入るとすぐ、出産後はしばらく動けなくなることを想定して、仕事と育児の両立をしてきた中で抱え続けた葛藤を消化するために、自分の疑問に応えてくれそうな学びの場に足を運ぶことをはじめた。

育休復帰後の仕事と育児の両立のことも視野に入れて、後々に起業することも考えていたため、出産後は、まだ赤ちゃんだった次男と、時には長男も連れて、起業に関するセミナーや、メンタルやマインドを整える学びの場などにも出かけた。

そうして、たくさんの人に出会ったり、たくさんの思い込みを捨ててみたら、会社員以外の生き方が身近になって、「自分も在宅ワークで仕事が出来る」と思えるようになっていた。そして、何よりも、自分の気持ちに正直に生きたいという気持ちが沸き起こってきた。

それまで、仕事をすることは当たり前と思い込んでいた私にとって、働かないという選択肢はなかったけれど、実は、毎日決まった時間に会社に行くこと、自分の好きに時間を使えないことが、苦痛だったことに気づいた。

仕事と育児の両立は、自分の無力感を感じるだけだった

だんだんと育休復帰の時期が近づいてくると、「もう一度、あの辛さを味わいたくない」という気持ちが起きてきた。

長男を抱えての共働き、仕事と育児の両立は、毎朝、時間と子どもの格闘に始まり、全てをそぎ落として会社に行くために注力して張りつめた生活だった。

朝、洗濯と自分と子どもの準備をして、保育園に行きたがらない子どもを脅して賺してなんとか時間に家を出る。寄り道しがちな子供をなんとか歩かせ、教室の中へ入りたがらない子供を先生に託し、大急ぎで出勤。既に皆が仕事を開始しているオフィスに到着。やっと着いた会社では、抑えた仕事をこなす日々。

会社では子どもの話はしないように気を付け、夕方の退社は申し訳ない気持ちになりながら一人そそくさと帰る。週末は、平日にしない掃除や買い出しなどに時間をとられ、子どもの体調を気遣い、お出かけはせずに家や近所で過ごす。

こんな毎日の繰り返しだった。すべてが綱渡り気分なのに、仕事も育児も余暇も、抑え気味行動することに無力感を感じた。

仕事をしながら、子どもにとって安心できる暮らしをする難しさ

仕事と育児を両立しようと思うと、自分で自分のことをコントロールできないことが多かった。 会社を本当は休めるのに、周りの目を気にして休めない。

周りが残業していたりする繁忙期でも、自分は時短勤務でしか働けない。 またいつも、一緒に働く人への申し訳なさを感じていた。

保育園を最大限に使って、ファミサポさん(公的な子育て支援サービス)を駆使すれば、通常勤務もできて、一緒に働く人へ申し訳なさを感じずに済んだかもしれない。けれど、私にとっては、それでは親に受け止めてもらえる安心感を子供に与えられる暮らしができないと思った。

たとえば、朝の7:30過ぎに保育園に預け、夜の19:00前の保育園のお迎えに行く。残業の日は、さらにファミサポさんにお願いして、という働き方をした場合、子どもがいることが、生活の足かせ以外の何物でもないと感じてしまう。

子どもがいるからこそ、広がる世界が得られること。そんな生活を楽しめるからこそ、親が子ども受け止めることができ、子どもにとっていい暮らしにつながると思っていた。

社会から子供を守れるのは自分と夫

今の社会は、子どもに対して「社会に合わせろ」と言っているように、私には聞こえる。

例えば、夜間保育園、病児保育とか、保育園の充実は、母親の働きやすさにつながるとは思うけれど、子どもは社会のシステムに合わせて、「保育園に行き続けろ」「大人の邪魔をするな」と言われているように感じてしまう。

家って、家族って何だろう?社会から子どもを守れるのは自分と夫だと思った。

夫が経済的な部分を支えるために多くの時間を割いているので、私は子どもの生活を支えるために時間を割きたいと思った。経済的に夫の収入だけで、家計が回っている現状もあり、自分がフルタイムで働かねばならない理由が、全く見当たらなかった。

育休明けの退職を決意

育休復帰が近づいてくると、復帰しないという選択肢が頭をちらついた。けれど、復帰しないということを考えると、会社に対して、一緒に働いてくれていた人に対して、復職を待っていてくれた人たちへの罪悪感が発生した

けれど、長男の時のことを思い出すと、仕事と育児を両立すれば、時間に縛られること、子供と一緒にいる時間が少なくなることが、やはり気持ちの上で引っかかった。

なによりこたえたのは、この産休育休期間の長男の保育園登園拒否。

保育園に近寄らなかった時期、先生に挨拶だけして帰ってくる時期、週2,3日登園だった時期など不安定さ抜群だった。それでもスモールステップを踏みながら、長男は少しづつ成長していた。どうにかして子どものペースも大切にしたい、そんな想いも大きかった。

そこで、退職ではなく、子育てに無理がない働き方ができないかを模索するようになった。 自分がフルタイムで働かなくても大丈夫だったこともあり、復帰に際し、自分の望みに正直になって、会社と一か八かで相談をすることにした。私の希望は、在宅勤務を基本に、週一程度の出勤だった。会社はから譲歩の提案をくれたが、折り合わず退職することにした。

在宅ワークのために、保育園に継続して通わせることに

退職後は、何かしらの在宅ワークをしようと考えていた。在宅ワークとは言え、子どもを預けられなければ、仕事ができないと考え、保育園に継続して通えることが希望だった。

私の場合、在宅ワークに関しては、実績も何もない状態からのスタートだったので、とにかく会社を辞めた後、保育園に提出する就労証明をどうするかが、一番のネックだった。

一番カギとなったのは、6月に行った女性起業支援セミナー。

講師がたまたま育休明けに起業した人で、ほぼマンツーマン状態だったこともあり、セミナーのテーマ外だったけれど、保育園の就労証明をどうしたかを質問し、教えてもらったことをそのまま実践した。

そこで教えてもらったのは、自営業の就労証明に必要な書類は自治体によって異なるので、自分の住んでいる自治体に確認することが一番早くて正確だということ。

解決策は、悩んでいないで、適切なところへ聞きに行くことだった。

なんと私の住む自治体は、自営業の就労証明に必要な書類は特になく、自己申告だけでOKということだったので、一番難関だと思っていた就労証明問題はあっさり片付いた。

少しの踏み出す勇気で道は、どんどんと整っていった。

そんな折に、このover30女性の働き方革命に参加することになった。

 

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「子どもとの時間をもっと大切にしたい」と仕事と育児の両立を一度は諦めたゆかが、「子育ても仕事も諦めないで仕事をしよう」と、over30女性の働き方革命にて、仕事と育児の両立に再びチャレンジしています。


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