「育休復帰、気が重い・・・」ワーママの本音


育休復帰、気が重い・・・。ワーママの本音

妊娠時は、育休後に復職するつもりでいたけれど、子供を産み育てていく中で、かわいい時期の子どもと離れたくない、仕事と育児の両立ができるか心配、など復職に対する不安や葛藤を抱いているママは多いのではないでしょうか?

over30女性の働き方革命のスタッフの一人であるゆかは、17年務めた出版社を2度目の育休後に、退職しました。

初めての子どもである長男を出産した時、ゆかは仕事をすることが、自分の人生を生きることだと思っていたので、「出産で仕事を辞める」ことは甘えであると感じます。そのため、子どもを預けてまで仕事を続ける意義を感じられなかったものの、仕事を辞めるという選択肢はありませんでした。そのため、子育てに関して心残りはあったものの、育休後に復職するのは当然であると考えていました。

しかし、2度目の育休期間中、復帰の時期が近付いてくると、長男の時に仕事と育児の両立で感じた辛い思いをもうしたくないという思いに至り、復職に対しての葛藤が始まりました。

育休後に退職したゆかの葛藤を2回にわたり、お届けします。

 


初めての妊娠

これまで私は大丈夫です、何ともありません、という顔をして嘘をついて生きてきた。本当はとても苦しくて不安なのに。周りだって、そんなの受け止める余裕もない、キャパもない、自分になんて興味もないと思っていたし、そんなのは自分のわがままだから自分で何とかしなくてはと思っていた。

思えば誰かに頼ることを知らず、常に一人でやらねばと生きてきた。

妊娠が分かっても、嬉しさも喜びもなにもかも感情は押し殺し、極力、何事もないように振る舞い、平静に淡々と日々を過ごした。会社には結婚してない人、子どものいない人など、色々な人がいる。頼まれてもないのにそんな人たちに気を使い、会社は働きに来るところ、浮かれる場所ではないと思い込んでいたから。

自分の都合で周りに迷惑をかけるのが嫌で、マタニティマークはいくつか貰ったが一度もつけなかった。今にして思えば、お腹の中にいた赤ちゃんはどんな気持ちだったのだろうか。

お腹の赤ちゃんが動くようになった頃、必ず定時になるとポコポコ動き出した。普段あまり動かないのに、退社時間がわかるのかと不思議に思った。

出産前から、仕事と育児の両立に不安

長男の産休に入る時、すでに出産後は同じように働き続けられないだろうと、うっすらわかってはいたけれど、出産で仕事を辞めることは、甘えだと思っていた。私にとって、甘えること=いけないことだったので、仕事を辞めることを自分に許可できなかった。

「共働きで仕事と育児の両立をやっていけるか」先の見えない不安はあったけれど、世の中には、子どもを抱えて働いている人は当たり前にいるし、同じように両立しなければと思っていた。

会社からは、「産前休暇6週に年休をつけてお休みもできますよ」と言われたが、年末の皆が忙しく働く中、そんなに早々に「お休みします」などとは申し訳なくてとても言えなかった。ちょうど年末年始休暇のタイミングになり、産前5週くらいでお休みに入った。

産休は孤独な時間

けれど、いざ産休に入ると、一日中誰とも話さず、孤独な時間が始まった。

夫とも何となくギクシャク、実家の母とは大喧嘩した後で極力関わりたくない。一年前に越してきたばかりの見ず知らずの土地。近くにお店もあまりなく、駅から遠いマンションの一室。外は寒くても家の中は暖かかった。

出産前にしておいたほうが良いことをネット検索して参考にしつつ、赤ちゃんの服の洗濯、部屋の掃除や片付けなどをして、赤ちゃんを迎える準備をしながら、束の間の穏やかな時間を過ごした。

そういえば産院選びも誰に相談することなく、ネットで情報を収集しながら、自宅から通いやすいほうが検診にかかる時間のロスが少ないと、家から徒歩で行ける病院にした。いつも、極力無駄を省き、費用を含めロスが少ない選択をしていた。

育休復帰が近付き、生まれる違和感

赤ちゃんが生まれ、しばらく実家で過ごしたけれど、その後自宅に戻ると、すぐに日常生活は破たんした。

比較的よく泣く赤ちゃんで、どうしていいかわからず一日の大半をを抱っこしていた。抱っこしているとよく寝るがおろすと泣く・・・用事が何も進まない。赤ちゃんを抱っこしながらできるのは、やっぱりネット検索。泣く赤ちゃんに有効そうなことを調べては試してみる日々。

そうこうしているうちに、赤ちゃんのいる生活にも少しずつ慣れ、保育園に入れるための準備、いわゆる保活を始める時期に。

「保育園にはどの程度の確率で入れるのか」など、役所に聞きに行ったりと情報収集したり、職場の人へ連絡したり、ちゃんとやってますアピールをする。

11月からは途中入園がないので、6カ月になった時点で途中入園の申請をし、不承諾の選考結果を会社に提出して1歳2カ月の4月入園で復職できるように育休延長の手続きをした。

日々、成長する子ども。

けれど、児童館に行っても、いつも親にべったりなままの我が子を見て、「いつになったら親から離れられるようになるのだろう」と少し焦り、子どもを保育園に預けることに不安がよぎるようになる。

子どもは保育園に行くことが幸せなのだろうか?行きたくないのではないか。

そんなことをグルグルと考えるようになった。

いよいよ、翌年の保育園入園申込の時期になり、不承諾になるかもしれないことに望みをかけて申し込む。この頃には、子どもを預けてまで働きたくないという気持ちが起こっていた。

保育園入園決定に、重く沈む心

常に一緒にくっついてる子どもを手に甘しながらの毎日。記憶すらほとんどない。気晴らしに、近所の体育館でやっている託児付き講座に申し込んだ。ところが、回を重ねるごとに、託児での泣き具合がひどくなってくる。心が折れて、途中で辞めた。

そんな頃、保育園の入園通知が届いた。

保育園入園が決定した。もう逃れられなくなった。復職できない理由は何もなくなった。

心は重く沈んだ。

毎日、子どもの世話をするのが精一杯。あまりの絶望に、起き上がることさえ億劫だった。子どもは、いつも私が寝ているところで遊んで、飽きると離れて行った。

そうしてただただ時間だけが過ぎていった

復職まで残り1カ月を切ったころで、ようやく気持ちを切り替えようとするが、なかなか上手くはいかない。それでも容赦なく保育園入園の日はやってくる。変えられないものは前を向くしか仕方ない。

仕事と育児の両立が始まる

月日はあっという間に経ち、何とか仕事と育児の両立生活もペースを掴み、職場にも慣れてきた。ただ第二子のことを想定して、新規の仕事は抑えて働いていた。

子どもは相変わらず保育園にあまり行きたくない様子だけれど、極力子どものことは考えないようにした。考えたところで、どうしようもなかったから。

保育園に子どもをお迎えに行くと「一日頑張ったねと褒めてあげてください」と言われたけれど、毎朝、行きたくなさそうにしている子どもには、頑張りを強要するようで、とても言えなかった。

子どもの期待に応えられない申し訳なさで、とにかく保育園のことは話題にできなかった。

 

続きはこちら・ゆかの葛藤 第二部

「会社勤め、仕事と育児の両立は無理だった・・・」ワーママの本音

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「子どもとの時間をもっと大切にしたい」と仕事と育児の両立を一度は諦めたゆかが、「子育ても仕事も諦めないで仕事をしよう」と、over30女性の働き方革命にて、仕事と育児の両立に再びチャレンジしています。


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