未分類

【連載日記 vol.6】持ち帰り仕事の日々に家族は


【連載日記 vol.6】持ち帰り仕事の日々に家族は

※前回までの日記はover30女性の働き方革命バックナンバー

 

異様な私と、険悪な私と夫の波動に、息子もまた息苦しさを感じていたのだろう。

 

その日も、寝室から「ぎゃーっ」と悲鳴が上がった。

泣き喚く息子を抱え、ドタドタドタっと階段を降りてくる夫。

「ヘビがこわい、ヘビがこわい」

またそれか…。

続きを読む


本当の自分が分からなくなった時の助けとなる自分軸【vol.5】


顕在意識を支える自分軸

前回の記事で、自分軸の構造について中途半端な説明で終わってたね。ちょっと復習しようか。

人の意識は、自覚できる顕在意識自覚できない潜在意識でできているのだけれど、2つの意識の間には膜があってね、普段は

分離されているけれど、特定の状況下では膜が開いて、2つの意識が繋がることがあるんだよ。

 

実は、潜在意識は自覚できない意識だけれど、さまざまな可能性が秘められているんだ。

例えば、あなたに悩みがあったとき、潜在意識の声に耳をすますことで、自分らしい人生の決断が取れるようになっているんだ。

なぜかって?

潜在意識には、あなたの今の人生で起きたことだけでなく、前世での出来事なんかも含めて、あなたに関する全ての情報が記録されているんだ。それはつまり、あなたがあなたらしく生きるための答えも潜在意識にあるってことなんだよ。

でも、潜在意識から本当の自分にとって最善の答えをもらうには、潜在意識の情報を判断する顕在意識が正常に働いていないといけないんだったね。

せっかく潜在意識から情報が届いたとしても、その情報を判断する顕在意識が健全でないなら、情報を曲げて受け取ってしまって、本当の自分のための判断を誤ってしまうからなんだ。だから、潜在意識からの情報をまっすぐに受け取って、本当の自分にとっての正しい判断をするためには、顕在意識を「自分軸」がしっかりと支えていることが必要なんだよ。

全ての判断は、自分軸から

ここでやっと「自分軸」の構造についてのお話だよ。

顕在意識を支える「自分軸」を、スズちゃんは「全ての判断のベースになるもの」と定義しているんだけれど、「全ての判断」ってどういうことなんだろう?

実はね、あなたの今この瞬間までの人生は、あなたが下してきたいくつもの判断の結果なんだ。「過去のあなたの判断の結果、今のあなたがある」というのは、なんとなく分かるかな?

例えば、親が強制的に「この大学に行きなさい」とあなたに命令したとするね。

あなたにほかに夢があったとしたら、親が勧めた大学に通ったのは、自分ではなく親の判断のように感じるかもしれないね。でもさ、親に勧められたとは言え、受験勉強をして試験を受けたのも、合格してキャンパスに足を運んだのも、親ではなく、あなた自身だよね。ということは、親の勧めた大学に通うという判断をしたのは実は「あなただった」てことになるんだよ。

この判断、確かにあなた自身がしたものだけど、あなたにとっての最善だったかというと、ちょっと違うよね。判断したのはあなただけれど、判断の基準となったのは「親の勧め」。

だからこのケースでは、あなたは「他人軸」で判断を下したっていうことになるんだ。

こんな風に「判断」っていうのは、ひとつひとつの行動の元となり、あなたの生き方を作り出しているんだよ。だからこそ、他人のための「他人軸」ではなく、自分のための「自分軸」をすべての判断のベースにおいて欲しいんだ。

自分軸で、問題を的確に解決

顕在意識を支える軸には、「他人軸」とか「自分軸」とか、いくつかのパターンがあるってことが分かったかな?

僕らは常に、大小さまざまな問題(圧力)にぶち当たり、そのひとつひとつに判断を迫られ、自分なりの答えを出しながら生活しているよね。この時に、自分の心が本当に喜ぶ判断をできるかどうかは、「自分軸」であるかどうかにかかっているんだ。

顕在意識をしっかり支える「自分軸」がちゃんと備わっていたら、自分の人生にとってどうすることが一番いいか判断することができからね。

自分軸と他人軸の違い

ちょっとここで、自分軸で判断した場合と、他人軸で判断した場合にどんな違いがあるかを紹介するよ。

【自分軸判断の問題解決の流れ】

「会社、辛いなー。毎日、遅くまで働いて、自分の時間がないだもん…。」

「僕の自分軸は“自由であること”。自由であるためにはどうしたらいいんだろう」

「勤務時間が融通が利く会社を探して転職しよう!」

「転職活動中は、今の会社で、どうしたら拘束されている感じを受けずに済むか、考えてみよう」

「そういえば、上司に小言を言われるのが嫌で、頼まれた仕事を断れずにいたな…」

「よし!僕の自由のために、たまには仕事を断る勇気を持とう!」

こんな風に自分軸を持っていれば、どんな問題も「自分軸」に立ち返って判断をすることができんだ。そうすると、問題にぶつかった時に、自分の人生のためにどうしたらいいのかの判断をブレルことなく重ねていくことができるんだよ。

今度は、軸が「自分軸」ではなく、他人を判断基準に置く「他人軸」だった場合は、どうなるか見てみようか。

【他人軸判断の問題解決の流れ】

「会社、辛いなー。毎日、遅くまで働いて、自分の時間がないだもん…。」

「でも、このご時勢、僕みたいに遅くまで働いている人っていっぱいいるよね。お給料もらえているだけでも幸せなのかな」

「はー、会社、辞めたいけど、辞めるって言ったら、周りの人に迷惑かけちゃうよなー。3か月後くらいなら、会社も後任を探せるかな…」

「とりあえず、今と同じくらいのお給料でないと親が心配するから、もう少し暇そうでお給料もそこそこのところ、探してみようかな…。」

こんな風に「他人軸」判断だと、周りのために行動を続けてしまい、自分の気持ちが置き去りになってしまうことが分かるかな?

きっと転職したとしても、また同じことを繰り返してしまいそうだよね。だって、「僕」にとって大切な「自由であること」は完全に置き去りになって、「お給料」と「ちょっと暇なところ」の条件で転職しようとしているからね。

この例は、顕在意識で捉えることが可能な問題(外からの圧力)だったけれど、潜在意識からやって来るモヤモヤとした問題(内からの圧力)の場合も、同じように「自分軸」が大切になってくるんだ。

潜在意識からのモヤモヤ問題の解決も自分軸がカギとなる

潜在意識からやってくるモヤモヤは、子どもの頃の体験が原因となっている場合が多いよ。

例えば、お母さんがとってもマイナス思考の人だった場合。
自分がプラス思考の発言をしたらお母さんを否定してしまうことになってしまうでしょ。大好きなお母さんを否定したくない。だから、お母さんに合わせて「マイナス思考」でいるように癖がついてしまった、なんてことが起こるんだよ。

そうすると、大人になってそんな子供の時の記憶はなくなってしまっても、「お母さんと話しているとなぜかマイナス思考になってしまう」自分になっちゃうんだ。

【自分軸判断による問題解決の流れ】

「お母さんといると、なんかマイナス思考になっちゃうなー」

「僕の軸は自由であること。マイナス思考でいたら、自分をどんどん縛ってしまうな」

「自由であるためにはどうしたらいいんだろう。そうか、お母さんに合わせて、マイナス思考であることなんかないんだよな。もっと、僕には僕の自由な考え方があるんだから」

「お母さんの前でも、自由な僕でいよう!会いたくなければ、会わなくてもいいや!」

【他人軸に判断よる問題解決の流れ】

「お母さんといると、なんかマイナス思考になっちゃうなー」

「お母さんのマイナス思考、嫌だな。お母さんのせいで私までマイナス思考になっちゃって。会いたくないな」

「でも、会いたくないなんて言ったら、薄情な子どもだと思われるよな…」

「私が、我慢すればいいんだよな。うん、我慢しよう…。」

自分軸と他人軸の判断では、問題解決の仕方が全然違ってくるのが分かってもらえたかな?

こんな風に顕在意識を支えている軸が自分軸であれば、次々にやって来る問題も「本当の自分を生きる」ための適確な判断をすることが可能なんだよ!

(語り:赤丸くん、文章:あや)


潜在意識と顕在意識の違いとは【vol.4】


みんな!
いよいよ今日は、スズちゃんが考案した『ゼロポイント心理学』の「自分軸」について、僕、赤丸が踏み込んで説明していくよ。

しかし、前回に続いて今回も出てくる「潜在意識」と「顕在意識」って言葉がね…。
一層話しをムズカシクしちゃうんだなぁ。
どうせなら、僕たちおサルを基準に、潜在意識(自覚できない意識)を“バクテリア意識”、顕在意識(自覚できる意識)を“バナナ意識”って呼んでみない?

どういうことかって言うと…
バクテリアってのはすべての生物の祖先でしょ?
バクテリアだった時のこと、覚えている人間っているのかなぁ。

……そうだ僕、ちょっと脱線しすぎってスズちゃんに注意を受けたばかりだった。尺が足りなくなるってさ。残念なんだけど、本題に入るね。

潜在意識と顕在意識の違いについて

自分軸の構造を知るには、まず人間の意識の構造を知る必要があるから、前回話したことと重なるけれど、改めて説明するね。

僕らの意識は、潜在意識と顕在意識の二つに分かれるんだ。

■顕在意識
熱い・寒い、好き・嫌いといったように自覚できる意識が「顕在意識」だよ。
普段僕らは、意識の中の約10%にあたるこの顕在意識で物事の判断を行いながら生活してるんだ。

■潜在意識
残りの90%を占める、通常は自覚できない意識が「潜在意識」なんだ。
今世に限らず、自分に関するあらゆる記憶や感情をイメージとして保管しているよ。

 

潜在意識と顕在意識の違い、関係性

潜在意識と顕在意識の違いについて、分かったかな?

潜在意識と繋がりやすい状態とは

顕在意識と潜在意識の間には、この2つの意識を分離する膜があるんだけど、10歳頃までの子どもには、この膜は存在していないと言われてるんだって。子どもが話すことは、感覚的で時系列も話題もあっちこっち定まらず、奇想天外だったりするよね。これは、子どもの言語能力が未熟っていう以外に、顕在意識と潜在意識の間の膜がない状態、つまり潜在意識の蓋が開いている状態ってことを示してるんだ。

時々、お母さんのお腹の中にいた時のことを覚えている子がいるけれど、それも潜在意識の蓋が開いていて、記憶が認識しやすい状態になるからなんだよ。ちなみに、僕の家にも3歳の坊ちゃんがいて、胎内で何してたか聞いてみたことがあるんだけど「おやつ食べてた」って言うんだよ。……胎内記憶かどうか、ちょっと怪しいけどね(笑)

大人になると、特定の環境下に置かれたり、感受性の強い特定の人たちを除いて、この潜在意識の膜が張って蓋が閉じちゃうんだけど、この蓋が空く時もあるんだよ。

■潜在意識と繋がりやすくなる時

・食べる・寝る・呼吸する・排泄する、みたいな生命維持に関わる行為をしている時
・集中していて、時間の感覚が麻痺し、物音のような外界の情報が遮断されている状態。こんな時は潜在意識と繋がっていて、そこにある情報を思い出しやすい軽い催眠状態にあるんだよ。

例えば

・本を読んでいる時、目で字を追っているはずなのに映像が浮かぶ
・お湯を沸かしている際にふっと考え事をしていて時間が過ぎ、気がついたら沸いていた 

時なんか、そうだね。

それから、「ヒプノセラピー(催眠療法)」で誘導する催眠状態にある時も、潜在意識の蓋は開いた状態にあるんだ。

ここでは余談になるけど、幼い頃受けた心の傷は潜在意識の奥底にしまわれて、膜が張った後はトラウマとして顕在意識を圧迫するんだ。ヒプノセラピーでは、この膜を一時的に取り除き、潜在意識の蓋を開けて圧を逃がすことでトラウマを解消させることが可能なんだよ。

それから、日常で感じる、
「なんだか分からないけれど、緊張してしまう」
「初めて会ったのに、この人に懐かしさを感じる」

みたいな理由を説明できない感覚は、潜在意識に記録された遠い過去の記憶が、顕在意識と潜在意識の間の膜を通してやって来ていることが多いみたいだよ。

 

WOW! やっぱり尺足らずで「自分軸」にまで話しが辿りつかなかったよ(汗)
次回こそ、「自分軸」について話すね。

(語り:赤丸くん、文章:あや)


自分軸が本当の自分を生きるために必要な理由【vol.3】


前回は、「潜在意識」や「ヒプノセラピー」について説明したけど、理解できたかなぁ。まだ読んでいない人は、こちらから読んでみてね! 

顕在意識を支える自分軸

スズちゃんは、多くの女性にヒプノセラピーを施しながら、大きな問題にぶち当たったんだ。

ヒプノセラピーでアクセスする潜在意識は、“イメージ”として捉えられるんだけど、お客さんが潜在意識(自覚できない意識)からイメージを受け取っても、それを判断する顕在意識(自覚できる意識)が正常じゃないと、自分勝手に解釈しちゃって現実世界での問題解決に繋がらない、ってことが結構あるんだって。

続きを読む


ゼロポイント心理学の「自分軸」メソッドの始まり【vol.2】


前回の記事では、とにかく何はなくとも“自分だけの自分軸”で考えて判断しないと、自分の人生、謳歌できないよ~ってことを、みんなに話したつもりなんだけど、伝わったかな?

スズちゃんオリジナルの考え方である、“自分だけの自分軸”で判断が取れるポジション=「ゼロポイント」っていうのは、判断の基準が常に自分の中にある状態で、他人に引っ張られずに、自分そのもの=本当の自分、の状態にあること。

あなたの立ち位置をゼロポイントにして、はじめて“本当の自分として生きる”ことができるんだ。ここがスズちゃんオリジナル心理学の要だから、『ゼロポイント心理学』って名前がついているんだよ。

あ、僕、おサルのぬいぐるみの赤丸です。
まだ、お母さんのおっぱいが恋しい、子ザルなんだ。
まだまだ僕自身、「自分の人生を謳歌する」ってことの本当の意味は分からないんだけども。
はじまったばかりのこの連載。
ナビゲーター(ちょっとカッコイイ響きでしょ!)っていう大役をもらったからには、みんなに分かりやすく、スズちゃんが考案した『ゼロポイント心理学』について伝えていくね!

ヒプノセラピーの問題点を解決するためのメソッド

『ゼロポイント心理学』の「自分軸」の考え方や育て方を詳しく説明する前に、そもそもなんで、このオリジナルの「自分軸」メソッドができあがったのか話してみるね。

スズちゃんはね、今やっている、起業コンサル・能力開発業や女性の心の問題解決のためのコンサル・カウンセリング業の前身として、「ヒプノセラピー」っていう潜在意識を扱うセラピーで起業をスタートさせたんだ。

「ヒプノセラピー」って知ってるかな?催眠状態を利用して心の奥底にある「潜在意識」へアクセスしていく心理療法の一種なんだって。ちょっとムズカシイ?あとさ、「催眠」なんていうと、ちょっと怪しい感じしない?
テレビでタレントさんが、催眠術を3・2・1でかけられて、操り人形みたいになっちゃうやつを、想像するんじゃないかな?これってホント?やらせじゃないの?なんて、僕も疑って観てるんだけど。

テレビのショー的な催眠術の真偽はともかく。催眠状態っていうのはね、例えば、本を読んでいる時目で字を追っているはずなのに映像が浮かぶ、なんてこと君にはない?これも一種の催眠状態で、潜在意識と繋がっている状態なんだって!深度の差はあれ、皆が日常的に経験している状態みたい。ちょっと分かりにくいかもしれないけど……、説明を続けるね。

 

人の意識は二つに分かれていると言われていて、氷山に例えられるんだ。

海面の上は「顕在意識(熱い・寒いなど自覚できる意識)」で全体の10パーセントを占めている。海面下の「潜在意識(自覚できない意識)」は90パーセントを占めていると言われてるんだって(自覚できない潜在意識からの呼びかけで、なんだかモヤモヤする、なぜか緊張する、って感じに身体が反応することもあるんだよ)。潜在意識って、簡単に言うと『記憶の貯蔵庫』なんだ。

ここには、生まれてからこれまでの全部の記憶や前世での記憶、が蓄えられていて、もっと根源にさかのぼると心理学で言う「集合的無意識」や、「宇宙」にまで繋がっているとも言われてるんだって。

 

WOW! 宇宙!? おサルの僕も宇宙と繋がってるのかな?
今度スズちゃんに聞いてみよう!

宇宙の話しはともかくね、この「潜在意識」にアクセスするヒプノセラピーは、欧米なんかでは、最新の心理療法のひとつとして、安全で自然&効果的な療法として認可されているんだ。医療の現場でも活用されていて、深層に眠る心理的な悩み、心因的な症状の改善を可能にするものとして有効みたいだよ。分かりやすく言うと、“トラウマ解消”とかに役立つんだ。

「潜在意識」や「ヒプノセラピー」について、少しは興味がでてきたかな?

そして、このヒプノセラピーを行っていくうちに、スズちゃんはある問題点に気が付いたんだ。そこから本当の自分として生きるための「自分軸」が必要だ!って自分軸メソッドを作ることにしたんだよ。

スズちゃんオリジナルの「自分軸」ができるまでのお話しは次回も続くよ。

(語り:赤丸くん、文章:あや)


本当の自分を生きるために大切なことー自分軸【vol.1】


自分軸って、なんだろう?

「自分軸」という言葉、聞いたことがあるかな?
スズちゃんは、自分が自分らしく生きるためには、この“自分軸”を持つことが必要だと考えているんだ。

一般的に言われている“自分軸”って“他人の意見に左右されることなく、自分自身の価値観に基づいて行動するための判断基準”……みたいなことらしいんだ。

でね、この「価値観」って言葉がちょっとクセモノでね。辞書で調べると「価値観=どんな物事に価値を認めるかという個人の評価的判断」ってある。価値観って“評価的”なことを含んでいるんだね。

例えばぼくは、蕎麦は「音を立てて食べる」のが好きなんだけど、逆に「音を立てて食べるの」が嫌いな人もいるよね。これが、人それぞれの価値観の違いってこと。つまり、自分の価値観って言うときは、自分にとって良いか悪いか、好きか嫌いかという評価のことを言っているんだね。

その自分軸、実は他人軸かもよ?

一般的な自分軸が自分の価値観を基準にしたものだとすると、自分軸で行動するということは、他人や物事に評価を加えて、価値を感じるかどうかを判断基準にするということになるね。でも、その価値観ってどんな風に作られたものなんだろう?

ぼくが、蕎麦を音を立てて食べるのが好きなのは、それが「粋」な感じがするからなんだ。そういえば、どうしてぼくはそれを「粋」だと思ったんだろう?

どこかで「蕎麦は音を立てて食べるのが粋」ということを知ったんだ。もしかして、ぼくは、「そうあるべきだ」と思い込んでいるだけなのかもしれない!だって、心の底から、蕎麦を音をたてて食べるのが粋だと思っているかって言ったら、そんなことない気がしてきたよ・・・。

今、ぼくは、自分の価値観という自分軸に自信がなくなってきたよ・・・。これじゃ、ぼくの自分軸はグラグラしちゃうね。

どうやら、自分の価値観で判断することは、自分軸のように見えるけれど、実は他人から与えられた価値観で判断している「他人軸」ってことになるみたいだな。

こんな風にね、一般的に世の中で「自分軸」とされているものにも、たくさんの「他人軸」判断が潜んでいるんだね。自分の価値観って思っているものも、家庭や学校で教えられた一般常識的なことや、誰かの価値観の影響だったりするからなんだ。

他人のための人生を生きることになる「他人軸」

「他人軸」っていうのは、物事の判断を、他人の評価を基準にしていることなんだけど、これを読んでいるあなたがさ、「いつも自分を抑制してしまう」「自分が本当はどうしたいか分からない」っていう感覚を持っていて、生きづらさを感じているなら、あなたの判断基準は「他人軸」になっているんじゃないかな?

「他人軸」で生きるってことは、自分の気持ちよりも他人の気持ちを優先して、人がどう思うかで、物事の方向性や取扱いを決定している状態なんだ。「他人軸」での判断を繰り返していると、自分が本当はどうしたいのか、どう感じているのかが分からなくなってしまって、いつも心のどこかで満たされない思いを感じるようになってしまうんだ。

そんな状態は、苦しいよね。だからまずは、“自分だけの判断のベース=自分軸”って何かを知って、他人軸ではなく自分軸で判断できるようになって、自分のための人生を生きて欲しいと思っているよ。

“自分軸”は自分の価値観を大事にすることではないんだよ

スズちゃんも「自分軸」を持つことをススメているんだけど、一般的なこの“自分の価値観”を判断基準にする「自分軸」の考え方とは全く違うものなんだ。

スズちゃんは、自分軸を『すべての判断のベースになるもの』と定義していてね、価値観の判断基準の視点が外に向いているとしたら、自分軸の視点は、自分自身へと、“内”へ向いているんだ。その視点の先にあるものは、“本当の自分”であるために、絶対に譲れないことなんだよ。

どんな厳しい状況でも“本当の自分”として、自分視点の判断ができるための軸。それが、スズちゃんオリジナルの「自分軸」の考え方なんだ。

 

でもね、そもそも“本当の自分”って何?ってところで悩んでいる女性は本当に多いみたい。

それは、他人から与えられた価値観(=他人軸)で、判断している人がとても多いからなんだ。他人軸判断が習慣になっていると、本当に自分にとって大切なことなのか、それとも他人から言われてそう思い込んでいるだけなのか、その見分けすらつかない状態になってしまうんだよ。

 

 

本当の自分を生きるためのゼロポイント

でね、“自分だけの自分軸”で判断が取れるポジションをスズちゃんは「ゼロポイント」と呼んでいて、判断の基準が常に自分の中にある状態を指すんだ。

他人を優先したり、他人の考えに引っ張られるのではなく、自分そのもの=本当の自分の状態にあること。あなたの立ち位置をゼロポイントにしてはじめて、自分らしく生きることができるんだよ。

スズちゃんの自分軸を含むオリジナル心理学は、女性が「本当の自分」を生きるための心理学だから『ゼロポイント心理学』と名付けられたんだ。

(語り:赤丸くん、文章:あや)


【連載】本当の自分を生きる~プロローグ


谷口スズとわたし

谷口スズさんと私の出会いは高校生の時に遡る。

高校生になって美術部に入ってみると、そこにいた。小さくて、色白で、おかっぱで。当時放送をスタートしたばかりのアニメ『ちびまる子ちゃん』の主人公に似ていて、皆から「まるちゃん」と呼ばれている彼女が。

まるちゃんは美術部の中でも絵が抜群に上手くて、ほんわかした雰囲気で、なのにどこか飄々としていて、入学当初から人気者だった。彼女の、“ほんわか”の中にあるスパイシーなものを皆が認識するようになると、最初の人気者好景気は陰りを見せ(笑)、今度は一目置かれる存在になった気がする。それくらいから、なぜかわたしたちは仲が良くなった。

続きを読む